Skip to content

公演レポート

東へ西へ

CA380115002.JPG

世間は3連休なのだそうで。

昨日は千葉県我孫子市の築百五十年の古民家(写真)、
今日は今から埼玉県飯能市の、これまた築百年以上という蔵を使っての落語会。

まさに、東へ西へ。
仕事があるのはありがたい。

独演会、無事終了!

CA380682.JPG

独演会『ダンス・ダンス・ダンシュー #27』、無事に終了。

ネタおろしがどうなるか、受け入れてもらえるかは毎回不安なのだけど、あたたかいお客様の反応に救われた。

いらしていただいた皆々様、このご恩は一生忘れません。

次回は、10月21日(水)開催でおます。
ぜひまた、ご贔屓のほどを・・・。

それにしても。
「ぶっぱりけぇす」「ぶっくじく」って、すごい言葉だな。
どこかにホントにそんな方言があるのだろうか。
圓生師匠が考えた言葉なのかしら・・・?

写真は、昨日いただいたストラップ。
ありがたや、ありがたや。
大事に使わせていただきます。

夏三夜 最終日

CA380666.JPG

国立演芸場にて、『談志ひとり会 〜夏三夜〜』の最終日。

師匠は「これで終わり」「今日が最後」と強調するが、果たしてそれはどうなるか?

ともかくそんな最終日の師匠のネタは、『源平盛衰記』と『堀の内』。

そしてその後になんと、客席に居た11歳の少年を高座に上がらせて「落語とは何か」について語り聞かせ、ジョークを次から次へと披露。

少年、なかなかにいいリアクションをしめしていた。

今夜の経験をあの少年は、どんな風に捉えたのか? 今後の彼の人生に、どんな影響をもたらすのか?

ちなみに俺は11歳の頃、もうすでに落語に夢中だった。

そういえば俺もこの国立の高座で、師匠と二人でこうして並んで座ったことがあったっけ。

‘03年12月、二ツ目昇進披露の会だ。

師匠は満席のお客の前で、「談修をよろしく」「こいつは俺と価値観の共有がある」と言ってくれた。

忘れようったって忘れられない、宝物みたいな思い出だ。

少年、今夜の出来事を、忘れてくれるなよ。

立川談志と二人で高座に座るなんて、ものすげえことなんだぜ。

ぼんぼん唄

CA380611.JPG

昨日は、上野広小路亭昼席の出番。
楽屋で着替えながら、スピーカーから流れてくる高座の落語に耳を傾ける。

談四楼師匠の『ぼんぼん唄』。

恥ずかしながら、初めて聴く噺だ。
古くは志ん生師匠が手がけ、最近では談四楼師匠が高座にかけているのは知っていた。
けれどなんというか、今まで聴く機会が無かったのだ。

25年以上落語を聴いていても、まだ聴いたことのない噺、内容を知らない噺が結構ある。

YUKATA PARTY

CA380588.JPG

ゆうべは中目黒で、ユカタパーティーなるイベントに参加して一席演らせてもらった。
この会のドレスコードは、浴衣(夏物の着物も可)。
同趣旨の『KIMONO PARTY』と合わせると、通算10回目だそうだ。
浴衣姿の男女数十人が集まっていた。
シックで古風な浴衣から、派手な原色を使った今風な浴衣まで、みな思い思いに着飾っている。
年齢層は想像してた以上に若く、平均すると二十代半ば・・・くらいかな?

落語に触れるのは初めてな人も多い状況で、果たしてみんなちゃんと聴いてくれるだろうか・・・? と少々不安だったけれど、そこはやはり、浴衣を着てパーティーに出かけようなんて心意気を持った人たちだ。落語の世界にもすんなりと入り込んでもらえたようで、ひと安心。
ちゃっかり『ベストドレッサー賞』にまで選ばれちゃいました。
感謝。

俺は普段、浴衣や着物で出歩くってことはまずないのだけど、和装のオシャレってのもいいモノだわね。