みなさまお久しぶりです。
伊香保に来ております。
温泉宿で落語を演りました。
芸者さんとの共演でした。
噂に聞く「お座敷遊び」というやつを、ほんのちょっとだけ生で見ることが出来ました。
本日、東京に帰ります。
36年間生きていても、まだやったことのない事柄が結構ある。
今日はそんな中のひとつである「バーベキュー」に、果敢にも人生初のチャレンジをしてきた。
BBQV(バーベキューヴァージン)の俺は、何をどうしたらいいやら皆目ワカラナイので、ほとんど全部人任せ。
まずは炭で火をおこすのだけど、これがまたなっかなかつかない。木炭に火をつけるのがあんなに困難な作業だとは知らなかった。
新聞紙を何枚も灰にしつつ悪戦苦闘していると、少し離れたところで同じようにバーベキューをしていた若者チームが恐る恐る「炭・・・、要りますか?」と声をかけてきてくれた。
おお!それはありがたい! 実はおじちゃんたち、すごく困ってたんだよ!
早速、きちんと火のおこった炭を分けてもらい、ようやく肉を焼くことが出来た。
その若者チームよりも、平均年齢はたぶんこちらのほうが10歳くらい上なのだけど、こちとら火をおこすことも出来ない、ネアンデルタール人以下の存在だったのだ。
ありがとう、名も知らぬ若者たちよ。
去り際に「いや、ボクらも慣れてないんで、火ぃおこすの大変だったンすよ」なんてセリフを残していくなんて、こちらを傷つけないよう気を使ってくれてたのだろう。
やるじゃないか。
世の中、捨てたモンじゃない。
日本の将来は、まだまだ大丈夫だ。(←何様だ?)
楽しかったぜ、BBQ。
軍手と虫除けスプレーは必需品だね。
ゆうべは中目黒で、ユカタパーティーなるイベントに参加して一席演らせてもらった。
この会のドレスコードは、浴衣(夏物の着物も可)。
同趣旨の『KIMONO PARTY』と合わせると、通算10回目だそうだ。
浴衣姿の男女数十人が集まっていた。
シックで古風な浴衣から、派手な原色を使った今風な浴衣まで、みな思い思いに着飾っている。
年齢層は想像してた以上に若く、平均すると二十代半ば・・・くらいかな?
落語に触れるのは初めてな人も多い状況で、果たしてみんなちゃんと聴いてくれるだろうか・・・? と少々不安だったけれど、そこはやはり、浴衣を着てパーティーに出かけようなんて心意気を持った人たちだ。落語の世界にもすんなりと入り込んでもらえたようで、ひと安心。
ちゃっかり『ベストドレッサー賞』にまで選ばれちゃいました。
感謝。
俺は普段、浴衣や着物で出歩くってことはまずないのだけど、和装のオシャレってのもいいモノだわね。