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36年間生きていても、まだやったことのない事柄が結構ある。

今日はそんな中のひとつである「バーベキュー」に、果敢にも人生初のチャレンジをしてきた。

BBQV(バーベキューヴァージン)の俺は、何をどうしたらいいやら皆目ワカラナイので、ほとんど全部人任せ。

まずは炭で火をおこすのだけど、これがまたなっかなかつかない。木炭に火をつけるのがあんなに困難な作業だとは知らなかった。

新聞紙を何枚も灰にしつつ悪戦苦闘していると、少し離れたところで同じようにバーベキューをしていた若者チームが恐る恐る「炭・・・、要りますか?」と声をかけてきてくれた。
おお!それはありがたい! 実はおじちゃんたち、すごく困ってたんだよ!
早速、きちんと火のおこった炭を分けてもらい、ようやく肉を焼くことが出来た。

その若者チームよりも、平均年齢はたぶんこちらのほうが10歳くらい上なのだけど、こちとら火をおこすことも出来ない、ネアンデルタール人以下の存在だったのだ。

ありがとう、名も知らぬ若者たちよ。
去り際に「いや、ボクらも慣れてないんで、火ぃおこすの大変だったンすよ」なんてセリフを残していくなんて、こちらを傷つけないよう気を使ってくれてたのだろう。
やるじゃないか。
世の中、捨てたモンじゃない。
日本の将来は、まだまだ大丈夫だ。(←何様だ?)

楽しかったぜ、BBQ。
軍手と虫除けスプレーは必需品だね。