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談修-携帯

駅猫

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こないだ、仕事で故郷の近くへ立ち寄った。
地元の某駅で運良く駅猫に出会えたので、しばし戯れる。

こいつはもう何年も前から、この駅そのものを根城にしているネコだ。
人懐っこくて、駅員や売店のおばちゃんにも可愛がられているらしい。
駅利用者たちのアイドルで、仕事帰りのOLさんに撫でられたりしてるのをちょいちょい見かける。
以前、テレビでも取り上げられたほどだ。

この日は売店の店先で、荷ほどき前の雑誌の上に陣取り、悠々と毛づくろいなどしていた。

「本日発売」って。
買われちゃうよアンタ。

ぼんぼん唄

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昨日は、上野広小路亭昼席の出番。
楽屋で着替えながら、スピーカーから流れてくる高座の落語に耳を傾ける。

談四楼師匠の『ぼんぼん唄』。

恥ずかしながら、初めて聴く噺だ。
古くは志ん生師匠が手がけ、最近では談四楼師匠が高座にかけているのは知っていた。
けれどなんというか、今まで聴く機会が無かったのだ。

25年以上落語を聴いていても、まだ聴いたことのない噺、内容を知らない噺が結構ある。

YUKATA PARTY

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ゆうべは中目黒で、ユカタパーティーなるイベントに参加して一席演らせてもらった。
この会のドレスコードは、浴衣(夏物の着物も可)。
同趣旨の『KIMONO PARTY』と合わせると、通算10回目だそうだ。
浴衣姿の男女数十人が集まっていた。
シックで古風な浴衣から、派手な原色を使った今風な浴衣まで、みな思い思いに着飾っている。
年齢層は想像してた以上に若く、平均すると二十代半ば・・・くらいかな?

落語に触れるのは初めてな人も多い状況で、果たしてみんなちゃんと聴いてくれるだろうか・・・? と少々不安だったけれど、そこはやはり、浴衣を着てパーティーに出かけようなんて心意気を持った人たちだ。落語の世界にもすんなりと入り込んでもらえたようで、ひと安心。
ちゃっかり『ベストドレッサー賞』にまで選ばれちゃいました。
感謝。

俺は普段、浴衣や着物で出歩くってことはまずないのだけど、和装のオシャレってのもいいモノだわね。

茗荷奴。

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最近のお気に入り。
みょうがやっこ。

豆腐の上に、茗荷を刻んで乗せる。
だけ。
鰹節も葱も生姜も要らない。
さすがに醤油はかけるけど。

この歳になって、茗荷の持つポテンシャルに改めて気づかされた。
もはや薬味じゃない。
むしろ主役だ。

茗荷奴、豆腐と茗荷の奏でる絶妙なるハーモニー。
素晴らしき哉。