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観た聴いた読んだ

映画『小三治』

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映画『小三治』を、やっと見ることができた。
初めて入った下高井戸シネマ、平日の昼だったけれど、お客さんの入りはかなりよかった。
観に行ったのが火曜日で、思いがけず千円で入ることができてラッキー。

小三治師匠を、3年以上追い続けたのだという。
期待どおりの面白さであった。

落語のシーンがかなりの分量を占めていて、できればもっと楽屋の様子やプライベートな姿が多いほうがよかったなあ・・・と、これはあくまで俺の意見。

俺は入門以来小三治師匠にお目にかかったことはまだ一度もなく、高座以外の姿にも興味がある。
というか、もともとドキュメンタリーが好きなのだ。
テレビでも映画でも。

俺にとって小三治師匠は、なんというか特別な存在だ。
約25年前のある晩、父親に借りたカセットテープで小三治師匠の『ろくろ首』を聴いた衝撃は、今でも強烈に覚えている。

下高井戸シネマで、今月29日までやっているようですよ。
よろしかったらぜひご覧を。

この映画のDVDは出るのかな?
出たら買おうっと。

そういえば俺も、わりとよくテーブルは拭くほうだ。

愛してます!!!

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27日にフジテレビで放送された『忌野清志郎デビュー39周年記念特番!サンキュー!忌野清志郎!!愛してます!!!』を見た。
キヨシロー30歳当時の『よォーこそ』から始まって、最後チャボとの『君が僕を知ってる』まで、とにかくすごくいい内容の番組だった。
オーティス・レディングも、サム&デイブも、動く姿を見るのは初めてだったし。

そして、まさかまさか伝説の『FM東京』が流れるとは思ってなかったので、心底驚いた。
20年前の生放送は見ていないし、のちに某動画サイトで見つけたときは、荒い画像だったけどそれでも「パソコン買ってよかった!」と大興奮したものだ。
この曲が地上波でしかもノーカットで放送されるなんてことは絶対に無いだろうと思ってたので(音声的にはさすがにノーカットじゃなかったけれど)、フジテレビの英断にただただ感謝だ。
ただそれも、キヨシローが死んでなかったら放送されなかったんだなあと考えると、やるせない気持ちになってしまう。

復活ライブでの『JUMP』を見ていて、ちょっと泣いてしまった。
そしてこの番組を見つつ、キヨシローと一緒に歌いつつ、ことによるとこの唯一無二のシャウトがキヨシローの喉を徐々に痛めつけ、果ては命を縮めることになったのかもしれない、だとすると山口隆や向井秀徳は大丈夫なのだろうか?・・・と、余計なことを考えたりもした。

ところで最近、キヨシロー関連の本も立て続けに買ってしまった。
なんかこういう死んでから出る類の本はあまり買う気がしないのだけど、ついつい。
中には明らかに「ビンジョーショーバイ」なのもあって、それは手にする気にもならなかった。

1Q84

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本屋に並びたてのヤツを、つい今し方買ってきた。

村上春樹、『1Q84』。

この厚さ、この重み。

なんとも言えずワクワクするぜ。

「上」「下」ではなく、「BOOK1」「BOOK2」となってる辺りも・・・、
アレの時のあのパターンを連想しちゃうね。

さあ、読むぞ〜。

さあ、浸るぞ〜。