国立演芸場にて、『談志ひとり会 〜夏三夜〜』の最終日。
師匠は「これで終わり」「今日が最後」と強調するが、果たしてそれはどうなるか?
ともかくそんな最終日の師匠のネタは、『源平盛衰記』と『堀の内』。
そしてその後になんと、客席に居た11歳の少年を高座に上がらせて「落語とは何か」について語り聞かせ、ジョークを次から次へと披露。
少年、なかなかにいいリアクションをしめしていた。
今夜の経験をあの少年は、どんな風に捉えたのか? 今後の彼の人生に、どんな影響をもたらすのか?
ちなみに俺は11歳の頃、もうすでに落語に夢中だった。
そういえば俺もこの国立の高座で、師匠と二人でこうして並んで座ったことがあったっけ。
‘03年12月、二ツ目昇進披露の会だ。
師匠は満席のお客の前で、「談修をよろしく」「こいつは俺と価値観の共有がある」と言ってくれた。
忘れようったって忘れられない、宝物みたいな思い出だ。
少年、今夜の出来事を、忘れてくれるなよ。
立川談志と二人で高座に座るなんて、ものすげえことなんだぜ。





